来月はいよいよ新年度ですね。

コロナウイルスせいでいろんなものが自粛されてますが、それでも来年度はやってくるわけで、4月から就職するとか進学する人はどこかで新しい生活をスタートすることになります。

で、新生活を始めるにあたっていろいろ決めなくちゃいけないんですが、僕も引っ越す必要がありいろいろ考える羽目になりました。

その中でも一番悩んだことは、

インターネットの固定回線を引くべきか?

ということです。

超情報化社会のこのご時世、「電話回線は引かなくていいし、テレビもいらないけど、ネットの固定回線とモバイル回線は契約しないと人としてどうなの?」的な風潮があります。

でも、多分それって契約される側が作り上げた虚構であり、実際のところは必ずしもそうでないと感じました。さらに言うと、モバイル回線が急速に進歩した現在、一人二つも回線を契約している意味は徐々になくなってきています。

 

 

一人暮らしのほとんどの人はモバイル回線だけ契約していれば固定回線はいらない

 

パソコン持ってないし、ネットもたまにyoutubeを見るぐらい。キャリア(ドコモとかau)の代理店のお姉さんに30GBのモバイル回線契約させられたけど、そんなに動画とか見ないし、新居にパソコンは置かないという友人が僕に新し部屋で固定回線を契約したほうがいいか?と尋ねてきました。

不動産会社から紹介された、ライフライン(電気、ガス)の仲介業者についでにインターネットも契約すればといわれたらしいです。

結論から言うと、その人は固定回線は必要ないです。

ネットをあんまり使わない人が、すでに携帯キャリアに8000円近く回線の使用料払って太くて安定した回線持っているのに、新しく5000円かけて固定回線を引くと確実に持て余します。

友人にはそのことを説明して、あきらめてもらいました。

仲介業者の人は顧客に回線を契約すると、マージンがもらえるのでできるだけいろいろな契約させたいのだと思います。ただ、その分利用者が損をすることが多いので契約するとしても仲介業者は通さずに自分で契約したほうがいいです。

 

 

モバイル回線に一本化したほうが安く済む

 

前提として、一般的な人がインターネットを利用するとしても一か月に月10GBから20GBに収まるとします。

例えばhuluで高画質で2時間の映画を見た場合は2GBくらいになります(1時間1GBくらい)。youtubeでも大体同じで1080pで視聴し続けても1時間1GBくらい。そもそもパソコンを持ってない人が最高画質で視聴することがないので、スマホでの視聴で一般的な480pの設定で見た場合は0.4GB/時程度になります。

普通にネットサーフィンするぐらいだったら、一時間に0.1GBも使いません。スマホのゲームでネットを使っている場合もほとんど通信料かからないと思ってください(ゲームによりますが)。

映画好きです!って人も一か月に10本は見ないですよね。てか、大体みんなhuluのアカウントも持て余しているのではないでしょうか(自分月に20本はインターネット経由で映画見てるという人はあきらめて固定回線契約してください)。

そもそも、インターネットのモバイル回線と固定回線って何が違うんだい?って話ですが(分かっている人は読み飛ばしてください)、

モバイル回線は、キャリアの基地局が飛ばしている電波をスマホが拾ってネットに接続します。なんで、日本全国どこにいてもインターネットに接続できるし、最近はテザリングという機能によって、スマホをwi-fiのルーターのように使えるので、スマホを経由してパソコンなどの機器をモバイル回線に接続させることができるようになりました。

一方、固定回線は有線の回線を工事によって部屋まで通して使うインターネットです。以前は家の中でもLANケーブルというケーブルでパソコンをネットにつないでましたが、今はノートパソコンやスマホはwi-fiでつないでる人がは多いと思います。

混乱しやすいのはモバイル回線とwi-fiの違いですね。

モバイル回線は全国に設置されている基地局から出ていて200mくらい範囲をカバーできます(公共の電波です)。

wi-fiは個人の家の中に設置させているルーターから出ていて届いて10mくらいです。必ず個人のルーターは固定回線かモバイル回線に接続していて、wi-fiはケーブルが接続できないパソコンやスマホなどの機器を無線介して接続させる手段で、回線として契約するものじゃないです。

要は、通信会社から家までの経路にお金がかかって、それからどうやるのかは個人の勝手なのでwi-fiでつなぐかどうかは重要じゃないと思って下さい。

 

じゃぁ、それぞれの回線でどれくらいお金がかかるのかというと(2020年春の時点)、

 

まずはモバイル回線から

電話回線の使用料を考えずにデータ回線だけの話をすると、

30~50GBまで使い放題(定額)の契約の場合大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の使用料を見るとだいたい8000円くらいでした(高いですね笑)。

じゃぁ使い放題ではない従量課金制の契約の基本料はというと、大体3000円くらい。

これに家族割りなどの割引が適応されますが、ややこしいので今回は考えないでおきます。

モバイル回線の特徴はどこでからでも接続できるということ、ただ、混雑時には回線速度が落ちますし、安定もしません。ただ、最近は随分高速になったと思います。

 

じゃぁ、固定回線はというと

光回線の場合はだいたい4500~5000円になります。

光回線以外のADSLとかにすればもっと安くすみますが、ADSLは2023年には使えなくなるので今からだったらやっぱり光回線を使ったほうがいいと思います。

固定回線はモバイル回線より早いですし、安定性も高いです(その差は縮まりつつある)。それに占有回線の場合は混雑時に速度が遅くなることもほとんどありません。さらに、一番のメリットはどんなに使っても料金が変わりません(ヘビーユーズする人には最適)。

ただ、家にいないと使えないわけで、固定回線に一本化することは不可能だと思います。

 

さて、一般的な使い方をしている普通の人の例を考えましょう。

月に使う通信料は20GBでそのうち15GB家のなかで、5GBが家の外で使うとします。月10時間ネットで動画を見て、屋外での利用は地図アプリや音楽配信サービスの利用程度、自宅にノートパソコンはあるけど、週に1,2回ネットサーフィンするぐらいしか使わないって感じです。

まず、屋外でネットを利用しているのでモバイル回線は必要です。従量課金制で5GB使用する場合は5000円程度、定額の場合は8000円になります。

次に固定回線の話です。従量課金制で家での15GBのネットの利用をモバイル回線で使用したら利用料がすごいことになるので(いわゆるパケ死)、固定回線も必須です。そうなると新しく4500~5000円の契約をすることになります。

定額のモバイル回線を契約している人は固定回線は契約せずに15GB分モバイル回線使えばいいのでここは0です。

となると、

モバイル回線に一本化した場合は8000円。

モバイル回線と固定回線両方使った場合は9500~10000円になりモバイル回線に一本化したほうが安いということになります。

ついでに、余計な契約が増えると他にかかる経費も発生します。

例えば解約金ですが、モバイル回線も固定回線も契約月以外で解約したら請求されます。引っ越すことになった場合、モバイル回線の場合はそのまま継続できますが、固定回線の場合は請求されることになります(同じ条件で継続すればかからない場合も)。

それに、契約が増えると何かとめんどくさい。

だったら、固定回線は契約しなきゃいいじゃんてなるのが普通だと思いませんか?

 

 

逆に固定回線を契約したほうがいい人はどんな人か

 

こういう話をすると、お前はどんなんだと突っ込まれそうですが、

僕は固定回線を引きました。

自分の話をすると、

趣味はゲーム、ブログ。プログラミングや英会話もonlineで勉強してて、普通にサイトで調べればいいことまでyoutubeで調べるのでインターネットを使わない時間がほとんどないです。

それでも、引っ越すにあたって固定回線を引かない選択肢を模索していました。

で、試しに引っ越す前にテザリングしっぱなしにしてモバイル回線だけで生活してみたんです。

そしたら、一週間はいけました。

ブログはノートパソコンをスマホのテザリングでネットに接続させればすればかけるし、オンラインゲームもテザリングで普通にプレイできました。

一昔前だと、モバイル環境でプレイしているプレイヤーがサーバーにいると全体的にラグが発生するのでキックされた(サーバーから追い出される)のですが、今はそんなことなく快適に遊べてました。オンラインの英会話も余裕!

で、一週間の使用量は5GBだったので普通にこれで生活できると思ったのですが、プレイしてるゲームのアップデートが来て、10GBのファイルをダウンロードする羽目になり諦めました。

最近のゲームの画像は高画質ですが、普通のゲームのオンライン環境では画像は手元のゲーム機側で生成されていて、インターネットを介し交わされる情報は、右に移動したとかジャンプしたみたいな操作に関する情報だけなのでそんなに容量食わないわけです。ただ、ゲーム機で画像が生成されるということは、アップデートの際に毎回その画像を生成するための膨大なプログラムをインストールする必要があるので、種類にもよりますが、毎月10GB近いアップデートファイルをダウンロードすることになります。

いやゲームしない人からしたら、そんなこと知ったこっちゃないですよね。

別に僕もそんなやるわけじゃないですけど、全くしないというのもきついな(趣味が一つ消滅する)ってなりました。

さらに言うと、今自宅でサーバーを運用していて常にインターネットに接続せてなきゃいけないのでそれでも固定回線は必要だなとなりました(そんな人いない笑)。

ゲームが趣味で、サーバーを運用している人の他にどんな人が固定回線を引くべきかというと

  1. 月30時間以上動画(ビデオ通話も含む)を見る(一日1時間以上)
  2. 仕事や勉強で家の回線を使う
  3. 家の外ではまありネットを使わない(3GB以下)
  4. スマホ以外の機器でネットを使う時間が長い(1日2時間以上)

ぐらいだと思います。

1の人は定額の制限(30GB)を超えてしまう可能性があります。ただ、月に30GB使い切るって結構大変なので当てはまる人は意外と少ないと思ますし、キャリアによってさらに上の上限を設けているところもあります。

2の人はフリーランスの人ぐらいと思っていたのですが、コロナウイルス騒ぎでリモートワークする人が増えたので、意外に当てはまる人が多そうな気がしました。

3の屋外でネットを使わない人もいると思います。例えば僕の父親とかもそうです。スマホを持っていますが、ラインも地図アプリも使えないので、スマホでも基本メールか電話で、たまにサイトを見るって人です。

こういう人は格安SIM+固定回線が一番安く済むと思います。あとは、モバイルルーターとかもアリです。

一番あてはまる可能性が高いのは4のパターン。

テザリングの技術もかなり改良されますが、限度があります。一番ネックは消費電力が高いことで、僕の去年かったスマホでも2時間テザリングすると30%くらい充電が減ります。しょうがないので充電しながらテザリングしていたのですが、そういうするとものすごく発熱してバッテリーによろしくないと感いました。あと、勝手に切れるということがけっこありました。

ネットの利用がスマホで完結しないという人は素直に固定回線を利用したほうがいいですが、逆にスマホの他にネットにつなぐ機器がないのならモバイル回線で十分だと思います。

 

 

ひとまず、モバイル回線だけで生活してみる

 

僕に相談してきた友人もそうなのですが、そもそも最初から定額のモバイル回線を契約していました。

ドコモだと7GB使うかを、従量課金制と定額制の判断基準にしてますが、これが絶妙な数字で、

普通に使ってたら屋外の利用で7GB超えることないですが、例えば旅行先で動画をアップロードしたり、屋外でビデオ通話したりすると超える可能性もなくはないです。

そうなると、多くの人がやむおえず定額の方を選択するわけですが、大体の人は持てあまします。

だったら、とりあえずモバイル回線だけで生活してみて、もし速度制限がかかるようなことがあったらその時初めて固定回線を引くというのはどうでしょうか。

 

 

通信量ってバカになんないですよね。

料金を安くしてほしいのに、ここ何年も変わってないです。

ただ、僕がスマホを使い始めた10年前からすると、モバイル回線の質は随分向上していて通信量に対する料金は落ちました。

それでも、全体的な料金はかわってない(むしろ少し高くなった)のが現状だと思います。

これからは、より太くて安定した回線をもっと安い値段で提供してほしいです。逆に5Gとかにかこつけて値段を上げるのはやめてほしい。

 

それでは。