猿腕って言葉知ってました?

このページにたどり着く人は、ほぼ検索からだと思うので少なくとも猿腕という言葉は聞いたことはあると思います。

「自分も猿腕だよー」という人もいるかもしれません。

意外と自分の腕が曲がっているということに気づいてない人も多くて、人生で今まで3回他人に猿腕診断したことあります。

猿腕にも程度があるので、外にまがる角度が5度未満の人は見た目も特に他の人と変わらないし(正常な人も少しは外側に曲がってるらしい)、自分だけほかの人と違うところがあるとは感じないのかもしれません。

僕はどうかというと、だいたい10度くらいまがるので猿腕の人の中では中程度だと思います。

10度曲がっていると手を伸ばしたときに他人に指摘されることがたまにあります。

特に組体操の時はどうしても、腕をまっすぐ伸ばすことができなくて、友達のお父さんがとった映像を見たら自分だけ明らかに浮いていて悲しくなりました。

ただ、母方の親戚はほとんどの人が猿腕らしいので、最初からしょうがないと思ってて、特に直そうとか考えてませんでした。

で、そんな僕が中度の猿腕で生きていてどんな影響があったかを書き残したいと思います。

 




 

転んだ時手をつくと肘を痛めやすい

 

猿腕の人は転倒したときに大けがになりやすいです。(個人的によくけがしてる)

猿腕は手を伸ばしきった時に普通は曲がらない角度に数度曲がってしまいます。

これは転んだ時に結構問題で、普通の人は手をついた時にまっすぐになって地面に接地し、もし支えきれない場合は本来まがるべき前方方向に曲がることで、関節や靭帯、筋肉や腱にダメージが行くのを防げます。

曲がりすぎると、せっかく手をついたのに頭や胴体にも衝撃が行きますけど、腕でワンクッション入れているので大事には至りにくいわけです。

でも、猿腕の人は腕を伸ばしきった時、自然と腕が普通は曲がらないはずの外側に曲がってしまいます。

そこから、地面からの衝撃が来ると正しい前方方向に腕が曲がるのではなく、すでに曲がっている外側方向にさらに曲がるように力が加わってしまうわけです。

ちなみに、僕は10度腕が曲がっていると書きましたが、そこからさらに関節が曲がるわけじゃないです。さらに言うと、なるべくまっすぐ伸ばそうとしても、やっぱり10度近く腕が曲がります。

つまり、猿腕の人でも外側に可動域があるわけじゃないんです。

それなのに無理やり外に開かせようとすると、関節の軟骨や靭帯が損傷したり、力が加わった筋線維や腱が切れたりします。

僕は小学生の時、サッカーボールに載って転倒し、腕をついて肉離れを起こしてから腕をつくことに恐怖を抱き、転倒しても手を出しにくくなりました。

たまにつくことはありますが、外側に関節が曲がっていく鈍い間隔が嫌で部活で転んだ時も頭や胴体から落ちて傷を作ってました。

ただ先週、左手で閉じた傘の柄を持って自転車をに乗っていたら、傘の先が自転車の前輪に巻き込まれ自転車がロックしてしまい前方に自転車ごと一回転してしまうという事故を起こしました。

手をつかないと完全に頭から落ちるという状況で、スピードは出てませんでしたがアスファルトに頭から落ちるのはさすがにヤバいのでやむなく手をついたのですが、剥離骨折に靭帯損傷(内側側副靭帯)、肉離れ(三頭筋)というボロボロな状態に腕がなりました。(これがこの記事を書こうと思ったきっかけです)

傘を持ちながら運転していたことで、それで前輪がロックし、さらに左手が傘で埋まっていたために右手だけで自転車と自重を支えることになったのが直接的な原因ですが、腕が外側にくにゃっと曲がるのを感じたので、猿腕であったこともけがが重症化したことの一因だったと思います。

 

 

話のネタになるは確かにメリット(だった)

 

一番書きたかった猿腕のデメリットを書いたので、次はささやかなメリットを。

初対面の人との話のネタになります。(正確には話しのネタになった)

ちょっとだけ猿腕の人は普通にいますが、僕みたいに明らかに腕が曲がっている人はあまりいないので珍しがられます。不確かな情報ですが5度以上曲がっている人は30人に1人だそうです、つまりクラスにはだいたい一人しかいない。猿腕を見せて、そこから猿腕で苦労したこととか適当に話せば15分は話が持ちますね。しかも、レアな話なので相手の印象に残りやすいです。ただ、第一印象が腕まがりというのは考え物です・・・。

結局、ネタとして使えるのは小中学生までで、大人になるにつれみんな少しづつ世の中にそういう人がいると認知されるので最近は猿腕の話をしてもおどろかれなくなりました。

それにメリットといってもたぶん人生で猿腕を話のねたにしたのは5回もないです。あんまり使いどこないメリットですね。

 

 

やるのがしんどいスポーツがある

 

僕はずっとサッカーをやっていたので、転倒したとき以外は猿腕を意識することはありませんでしたが、母はバレーボールをやっていたので少し損をしたといっていました。

まず、レシーブで両手を組んだとき肘が内側に入ってしまうのでボールを捉える面積がへり、ミスが増えるんだとか。

あとはアタックするとき変な回転がかかって思った方向に飛ばなくなることが多かったと言ってました。相手も予測した方向からずれるので取りにくいというメリットあったとか。

あと、肘を酷使すると痛みやすいらしいですね。上の話にもつながりますが、テニスや弓道、野球でもけがのリスクは上がるみたいです。

自分がやってて感じたのはボーリングでしょうか。やっぱり変な回転がかかります。プロボーラーの中には猿腕であることを利用してカーブを投げる人もいるようですが、たまにしかやらない僕にと手はまっすぐ投げにくいのはデメリットですね。

あとこれはあまり根拠がありませんが腕が伸びている時に普通の人よりも力が入りにくいように感じます。自分は懸垂は苦手ですし、ベンチプレスも肘が痛む回数が人よりも多い気がするんですよね。

あとはダンスとかでも狙ったポーズがとれない的なことがあるのではないでしょうか。

 




 

結局そんな支障はない猿腕

この話をきいて猿腕って損することが多いなと感じたかもしれませんが、激しい運動をしなければそんなに他人と自分が違うって感じません。現に猿腕なのに本人が気づいていない人なんてたくさんいますからね。

まぁ自分が猿腕だと自覚している人は肘を酷使するスポーツや仕事はしないほうがいいかもしれません。これが膝や腰が変形してるともっとトラブルが多いかもですね。

どちらかといえば、猿腕じゃないほうが便利なので、腕が治って気が向いたら矯正してみようかと思ったり思わなかったりです。

 

それでは。