就活を進めているといろんな就活サービスを目にします。

一切、就職サービス(大学の支援サービスも含めて)を利用しないで、直接企業と直接やり取りするだけでも普通に就活を進めることができます。最近はどこの企業も、独自の就活サイトを持ってるので、行きたい会社の就職サイトにマイページを作っておくことが、内定への一番の近道です。

それでも、就活サイトもうまく利用すれば、効率的に就活を進められるのも事実です。特に、僕が使ってよかったのはOfferBoxやLabbaseといった逆就活サイトです。従来の就活とは選ぶ側と選ばれる側が全く逆のサービスですが、売り手傾向が年々強まる今、新卒採用としては時代に合った方法ではないでしょうか。

新しい新卒就活サービスといえば、新卒向け就活エージェントがあります。エージェントはもともと転職のためのサービスですが、最近は新卒採用界にも浸透しつつあります。

有名なのが”リクナビ就職エージェント

自分の周りも使っている人が多いのですが、取材がてら半年間使ってみたので、他人の評判も含めて感想をレビュー記事としてまとめたいと思います。

 

 

結局、役に立たなかったリクナビ就職エージェント

 

結論からはっきり言うと、あまりいいサービスではありませんでした。(かなり大手のサービスなので、僕がどうこう言っても売り上げには関係ないと思うので本音を書いちゃいます。)

なんだかんだ、サービスを受ける上でES書いたり、電話で長い説明を聞いたり、必要な時間は多いのですが見返りも得られた知見もほぼゼロ。

ちなみにさっき紹介した逆就活サイトは内定につながりやすいですし、就職に関する知見をいろいろ得ることができます。サイト自体はただのプラットフォームでコミュニケーションは企業でバリバリ働いている方とSNS感覚でとるのですが、直接会ったり、オフィスに行ったりすることができるので、リアルな就活経験を効率的に積むことができます。実際、登録2か月で4社の人事の方と直接面談をし、3か月後にはそのうち1社の方から第一号の内定を頂きました。その会社で今季第一号だったそうです。

リクナビ就活エージェントは逆にすべての連絡をエージェントが代行し、直接企業の方と連絡を取ることは面接までできません。エージェントの方がプロスポーツ選手のエージェントみたいにものすごい交渉力があれば話が違いますが、どちらかというと代理人というよりは、コールセンターのオペレーターって感じです。話していても得るものがありません。(こんなふうに言うのは申し訳ないですが、リクナビのサイトがシステム上で自動で行っている業務をわざわざ人間がやっているという感じです。)

 

 

アドバイスが浅い

 

リクナビ就活エージェントのサービスの一つとして、リクナビが運営しているopenESを記入すると添削してくれるというものがあります。もちろん、僕も添削していただきました。

何時間もかけてopenESを埋めたのですが、添削結果は「特に問題ないですね」で流されてしまいました。

ちなみに、ESを他人に見せることは積極的にした方がいいです。OB訪問や就活支援の先生、同僚や先輩、見せられる機会があればどんどん見せましょう。

リクナビ就職エージェントにESを提出したのは就活のかなり序盤でそのあと、企業で働くOBや先輩など10人以上に見せましたが、みなさんいろんな観点で推敲してくれます。さらに言うと業界によって文章でこだわるポイントが違うので、いろんな業界の人に見せるとどんどん文章が洗練していくんですよね。

僕も先輩の過去ESや提出前の友達のESなど何人ものESを読んでますし、最近は後輩のインターンのESを添削しますけど、少なくとも最初のころの自分のESは改善するところはいくらでもありました。

突き詰めたら時間がいくらあっても足りませんが、「特に問題ありません」はないと思うんです。それじゃぁ読まないことと同じですし、本当に読んだか怪しい。読んだんなら何か言うことがあると思います。

そのほかにも、いろいろ意見を求めたことがありましたが、なんか回答が浅い。

エージェントの人たちの中に就活に対する哲学がないという感じ。大手就職サービスが配っている冊子のようなありきたり答えしかもらえませんでした。

あなたの意見が聞きたいって言ってるのに・・・。たぶん、担当している学生の人生に責任を取る気なんてないので無難な感じになるのだと思います。

 

 

openESが使えない

 

openESでどこの書類審査も通るとうたってますが、結局エントリーしたら説明会に行くことになって、そのあとその企業の独自のフォーマットのESを書かされることになります。openESだけで通る企業がほとんどないです。

まぁ考えてみれば、当たり前ですよね。

1000人も10000人もESを読む企業の人事の方は統一した採点基準でESの評価をします。

もちろん、ESの質問事項も評価基準も欲しい人材を手に入れるために、各企業志向を凝らした内容になっているわけです。

そこに、リクナビ就職エージェント側からopenESが送られてきたって、同じ採点基準で読むことができないし、そもそもopenESの質問内容がありきたりで浅い質問なのでopenESだけで学生を通過させることなんて無理です。

ちなみに、同じ理由でopenES自体の企業の採用価値もあまりないのではないでしょうか。そうなってくると学生としては書くだけ時間が無駄です。

 

 

企業でリクナビ就職エージェント経由の採用に人数枠を設けている

 

これが一番大きなデメリットかつ利用した人の多くが不満に思っていることでした。

どういうことかというと、今年は100人採用しようと考えている企業でも、リクナビ就職エージェント経由で採用する人数は数人に制限しているということ。

採用枠全体では100人に達してなくても、リクナビ就活エージェント経由で採用した人数が5人に達すると、エージェントを通しての募集を締め切ってしまうんです。

そうなると、自分で独自にエントリーした場合の倍率よりも、エージェント経由で申し込んだ方が倍率が高まってしまい、結局就職難易度が上がってしまうんです。

どうして、こういうことが起こるのかというと、エージェントサービスのビジネスモデルが関係してきます。

あくまで噂ですが、学生がその会社の内定を受諾して初めて企業はリクナビ就活エージェントに報酬を払うことになっているそうです。

その額は50万とか初任給の3か月分とかいろいろ噂はありますが、おそらく一人当たり50万円から100万円くらいだと思われます。

仮に100万だとして、企業の人事はあらかじめエージェントに登録するために予算を通しておくわけです。

例えば5人なら500万、10人なら1000万円です。最近は一人人材を獲得するためにちょうど100万円かかるといわれているので、この額は微妙な額ですよね。結局エージェントの人がやり業務って、就活サイトと変わらなくて、結局企業の人事がそのほかの仕事をするので、就活サイトのエントリーボタンを押させるために100万払うようなもんです。

そうなると、500万円予算を用意して、10人エージェントから採用したい人材が来た場合は5人あきらめざるおえなくなります。

だったら、最初から自分でエントリーしたほうがいいともませんか?

エージェントの方が学生と企業が直接、連絡を取られるのを嫌うのはここら辺が理由だと思います。もしエージェントを飛ばして進められてしまうと自分たちに利益が残らないですからね。

 

 

エージェントからのオワハラも

 

これは、研究室の同僚の話ですが、エージェント経由で受けた企業の最終面接でその場で内定を言われたそうです。

まえから、第一志望ではないことは伝えてあったので、第一志望の企業の結果が出るまで一か月ほど待ってほしいと頼み、その場に同席していた人事の方からは快く了解してもらったのですが、その日のうちに担当エージェントから電話が来て、2週間以内に受諾しないと内定を取り消すといわれたそうです。

まぁ、エージェントからしたらさっさと利益を確定させたいし、一か月待ったところで自分たちは関係していない第一志望の企業に行かれてしまったら、利益がないのでオワハラしてまでも受諾させたいと思ったのだと思います。でも、完全にモラル違反ですね笑。

単純に学生がエージェントを通さないようにすればいいだけです。紹介されていいと思ったら、自分でエントリーすればいい。

 

就職活動では直接企業の方とコミュニケーションをとるのが重要

 

OB訪問はいくらしても無駄なことはないと思いますし、就活イベントで壇上から降りてきた社員の人を捕まえればいい。

ということで、リクナビ就活エージェントを使ってみた評判、感想とエージェントサービス使うんだたら、逆就活サイトに登録すればいいじゃんという話でした。

他のサイトでいい評価を出しているところもありますが、そういうサイトは広告収入のためにそういう評価を出しているのではないでしょうか。

 

それでは。