もう受けてから2か月ほど時間がたってしまいましたが、ある企業の早期選考でeF-1Gを受けたのでその感想を書いておこうともいます。

ちょっと対策的なことも書きます。

難易度は普通だと思う

まず初めに、受ける前に見たサイトでは難しいと書かれていますがそんなことないです。普通です。

SPIのweb版で長めのタイプの方が難しいしハードだと思います。

このeF-1Gの特徴は、就社試験としての”ふるい”としての役目の他に、結果に就社後の社員育成に関するアドバイスが書いてあることだと思います。運営会社のe-FALCONのページに書いてありました。

話が飛びますが、正直言って企業がSPIのwebテストを課してくるときは、その人の純粋な能力よりも要領の良さを見たいのだと思います。あらかじめテストのタイプを調べて置いたり、要領よく勉強して対策したり、友達と協力したりといくらでもズルできます。企業側もそこは重々に承知の上で、そういうことに柔軟に対処できる人を欲しいんでしょう。

一方、eF-1Gは純粋なポテンシャルというか地頭の良さを見たいという感じでした。非言語も図形や図表の問題が多くて右脳を使って問題を解くという感じです。ちなみに僕は地頭とか右脳左脳とか全然信じていませんが俗にいうとそういう感じのテストです。

実際自分がeF-1Gを受けたのは5回ある面接のうち3回目の面接をパスした後だったので、今更webテストの結果で落とさないよね・・・ってタイミングでした。なんで、おそらく足切りに使われているわけではないと思います。

ただ、面接中に面接官の人は結構eF-1Gの結果だと思われるシートを見ながら質問を考えていて、僕の回答に対してもシートと照らし合わせながらうなづくようにして聞いていたので、結構企業の人はあてにしているのかもしれません。

結果のシートにはその人に何をインセンティブとして提示すれば、内定を受託してくれるのか、やる気を出してくれるのかまで書いていると運営会社のサイトに書いてありました。人が重視する価値って賃金ややりがい、人間関係などいろいろな要素があると思いますがそこまで踏み込んで結果を出してくるんですね。いちどだけSPIの結果のシートは見たことがありますが、そこまでは書いていませんでした。

計算能力とかもSPIのように偏差値が出るわけじゃなて、遠目でよくわからなかったのですがレーダーチャートで提示されてました。





まず対策本もないですし、対策サイトの記事も少ないのは事実です。

いろんな問題が出てくるわりに導入している企業は少ないので、対策系のコンテンツを作るのは難しいのだともいます。

特徴的な問題は途中に出題される連想ゲームで

「空」→「  」→「  」→「優しい」

の空白をできるだけ多くのパターンで埋めろという問題があります。

例えば

「空」→「雲」→「ふわふわ」→「優しい」

と答えればOKです。

いちいちチェックされることはないと思いますし、とにかく数が必要になるので、思いついたことをどんどんタイピングしていきましょう。(結構タイピングのスピードは必要です)

後は図形問題とかもちょっと独特でしょうか。(ここら辺は対策サイトに問題が載っているので調べておいた方がいいです)

自分的には表にある数字を計算する問題がきつくてほぼ0点だったと思います。

具体的にどういう問題か説明できないのですが、時間が短くすべて暗算で解かなくちゃいけないので、計算が得意か不得意かがバレる問題だなと思いました。

オリジナルの問題はネットに例題が載っているで確認したほうがいいと思います。結構問題を理解するのに混乱するのであらかじめ確認しておいた方が絶対得です。

普通にSPIの対策をしていればいいと思う

オリジナル問題が多いとはいえ、半分はSPI的な問題が出題されるので普通にSPIの対策をしてください。

後は、対策サイトの少ない記事を読んで解法を頭に入れておくのがいいと思います。

対策しずらいので、SPIみたいに対策してきた人が高得点をとって、してない人が落とされるみたいなことはないと思います。ある意味フェアかもしれません。

頭の回転速度が問われるので、睡眠不足は禁物です。集中できる環境を整えるとか、パフォーマンスが一番高い時間帯に取り組むとか、そういう工夫をした方が高得点を狙えると思います。ちなみに僕は面接と面接の間にカフェで受けたのでちょっときつかったです(1時間半席を占領してしまったし)。そうならないようにしてください。

これからの成長度も出るなら性格診断も含めて自分でも結果がみたいなと思いました。でも、めっちゃショック受けるかも知んないんで就活中に見るのはやめておきます。まぁ自己分析にはなる。

このテストを受けた会社には内定を出してもらったので、もし行くことになったら人事の人にこっそり見せてもらおうと思います(結局その会社にはお世話になることはありませんでした・・・)。

一つ気になったのが、運営会社(というより販売代理店)のこのテストの説明のところに、将来高パフォーマンスで働ける人材の要素に社会性の低さがあげられてました。見間違え?

この基準は実際に働いていて人の収入とか営業成績とかから割り出されているそうですが、社会性の低さって業績を上げるために必要なんでしょうか?

なんとなく、わかるような気もします。身の回りのデキルやつって確かになんか社会性低そう。テレビに出てくる人とかも。

それとも社会性が低い→高パフォーマンスじゃなくて、仕事ができれば少しばかり性格が悪くても組織でやっていけるから、社会性の低さもパフォーマンスの低さの指標になるって意味ですかね?

でも、それは業界によりけりだと思いますし、世の中社会性があって越したことはないですよ。あと、僕みたい社会性低いけど、低パフォーマンスの人間だっています笑。