2020年7月のG検定を受けて感じたG検定の傾向と対策
2020年7月4日G検定を受験して1週間経とうとしていますが、当日のことを忘れてしまわないうちにまとめておこうと思います。 [2020 11月追記]合格してから振り返ってみると、高得点を取ることはかなり難しいテストですが、合格することはそれほど難易度が高くないと感じました。8割とるとなるとかなり膨大な範囲を勉強する必要がありますが、5割得点するだけ合格の可能性はあると思うので、戦略としては解く分野……
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2020年7月4日G検定を受験して1週間経とうとしていますが、当日のことを忘れてしまわないうちにまとめておこうと思います。 [2020 11月追記]合格してから振り返ってみると、高得点を取ることはかなり難しいテストですが、合格することはそれほど難易度が高くないと感じました。8割とるとなるとかなり膨大な範囲を勉強する必要がありますが、5割得点するだけ合格の可能性はあると思うので、戦略としては解く分野……
この記事では数学が得意ではない方でもわかりやすいけど厳密に言うと正しくない説明で、G検定の問題を回答するには十分な理解というコンセプトでG検定に出てくる統計学的分手法(主に回帰と分類)のアルゴリズムやモデルをまとめています(ニューラルネットワーク関係は別記事でまとめます)。 こういうことって数学的に理解することが正しいアプローチだと思うのですが、それだとまず数学のお勉強からになってしまうので、この……
G検定で出題される可能性のある人物名をまとめます。年齢は2020時点 第一次AIブーム時の著名人 [1960年代] ジョン・マッカーシー (John McCarthy、故人) AIという言葉を定義したダートマス会議を発議した人です。世界初の対話システムELIZAの開発言語であるLISPというプログラミング言語を開発しました。 ダートマス会議にはジョン・マッカーシーの他にシャノンの完全機械やシャノン……
以前、このブログで「脳科学系の学科に進みたいのだが、いったいどんな進路をとったほうがいいか?」というコメントをいただきました。 このブログでコメントをもらうことはあまりないので、うれしかったですね。 自分もなんとなく脳科学に関係する研究は興味があるなと思っていましたが、そこまで行きたかったわけじゃなくて、修士進学の際にたまたま空いている研究室の中に脳のシミュレーションをやっているところがあったので……
修論のための素材として人の脳とモニター見つめる、電極が刺さった猿を書いたので使いたい人使ってください。 落書きなのでどう使ってもいいです。2次利用も全然いいです。 一応ブロードマンの脳地図を意識したような気もしますが、しわの位置とか適当だと思います。 こちらは視覚野に電極刺されてモニターを見つめるニホンザル(マカクザルです)。 実際こういう実験するときって電極のでデバイスってもっと大掛かりですし、……
執筆中の修論を晒します。 まずは序論。 研究背景と研究目的を書こうと思っていましたが、背景の内容がアプローチ的な内容が多かったので急遽アプローチも序論に入れましたが、先輩や先生になんて言われるかわかりませんね。 そもそも文章が論文というよりはブログみたいですけど、修論は個人要素強いし、チェックが甘いので自由に書かせてほしい。 序論 人の脳中で情報処理がおこわれる際、短期……
Short-term synaptic plasticity(STSP、短期シナプス可塑性) ワーキングメモリ関係の論文を読むとShort-termシナプス可塑性(Short-term synaptic plasticity: STSP)という言葉が出てきます。 何がショートタームかというと、シナプスのハード面(受容体やチャネルの種類)を変化さえずに、ソフトな部分(神経伝達物質を枯渇……
初めに断っておきますが、NC研究会というよりはここ半年間くらいの研究室生活の話が多いです。 12/6にNC研究会に行ってきました。 ツッコみ待ちのところを突っ込んでもらえずいつも通りの指摘を受けた ここんとこ発表続きだったし、とくに新しい結果とかないんですけど、奨学金の免除のために出版物として投稿もできる学会を探していてNC研究会に行きました。 学内の先生……
発表資料作りがてら、今度の口頭発表向けの研究結果をここにまとめておこうと思います。 修士の学生が研究室での成果をブログで公開しちゃうのはどうなのか?とも思うんですけど、僕はもう数か月でここからいなくなるし、先生もあと2年で退官しちゃうので、自分の研究(先輩方の成果も含む)が論文として日の目を見る可能性もうなくなりました。 なんで、完全にロストしてしまうのであれば、個人ブログの記事とし……
脳科学の系の学会誌に原稿を載せてもらうために参考文献を漁ってて、今所属している研究室にいた人間が書いた論文を探していたんですが、 自分の前任の今はいない先輩が書いた論文に対してアメリカのどっかの実験系の脳科学の研究者のブログでその先輩の論文を引用して、「我々が最近実験で示された結論がシミュレーションでも証明されたか、ふむふむ」的なことを書いているページを見ました。 日本の弱小研究室の論文を読んでい……
9月の4日に東工大でやってた日本神経回路学会に行ってきました。 めっちゃマイナーな学会ですけど、AIでもない神経科学でもない、ウェットとドライの中間のニューラルネットワークをやってるうちらにとってはすごい同業が多いというか、みんなお互いの微妙な立ち位置を理解しているから話が早い学会です。 逆に、統計学、AI、神経科学を専門でやっている人たちはいなくはなかったですが、ちょっとアウエーな感じになってま……
このブログで何回か話していますが、学部4年の半導体の研究室で先生と喧嘩して研究室を追い出されたあと、脳神経科学の研究室でニューラルネットワークを研究しています。 なんで、脳神経科学でAIに使われているニューラルネットワークを研究しているの?って疑問に思うかもしれませんが、ニューラルネットワークって脳神経の働きをシミュレーションするために開発かされた脳の簡易化モデルで、もともとはニューラルネットワー……