近頃の観葉植物ブームの中、ツイッターやインスタでハビタットスタイルというのが流行ってました。
ハビタットスタイルとは観葉植物をその植物が生えている環境に似せて栽培するというもので、砂漠に生えている植物は表面に砂を敷いて植えたり、火山礫が積もった高山に生えている植物は富士砂やスコリアを敷いて栽培するわけです。
ハビタットスタイルを盆栽でも適用できるのでは?と思いました。自然の風景を再現するという考え方はそもそも盆栽の考え方の一つで、別に新しいことはなにもないですが、観葉植物で流行っている方法をそのまま盆栽で使えないかと思いました。
山を登ると思いますが、高山に生えている針葉樹はこういうガレガレの火山礫の中に根を張って生きているんですよね。
富士山とか5合目からずっとゴロゴロした石の合間に低木が生えています。
ということで、真柏のような高山性の木をスコリアの中に植えたら面白いんじゃないかと思いました。
で、できたのがこちら、
うーん、30点って感じすね。微妙です(写真で見ると針金のかけ方が汚すぎますね。培養中だからどうでもいいと思ったのですが、せめて針金のかける向きと色は統一すべきでした・・・)。
駄温鉢というのが残念な感じですが、培養している真柏の表面の土だけ捨てて、上からスコリアを敷いただけなので、これが限界です。
うーーん、木がちゃんと育ったら真面目にやります。
余談ですが、今年からバイオゴールドを肥料として使いだしたら、キノコバエがちらほら発生するようになり困ってます。
今回も表面の土を全部捨てようと思いそのついでに真柏だけスコリアに変えました。
バイオゴールド自体は虫が湧きにくいみたいですが、微生物が育てばそれを狙ってキノコバエが集まるのは当然ですよね。ただ、ベランダで栽培しているので、バイオゴールドを使うのは諦めました。
それでは。