就活終わってからやたら忙しい感じです。

厳密にいうと就活を理由に棚に上げてたことが、一期に来たという感じ。

6月に就活終わって、7月に学会に行きました。で、今は8月の中間発表の準備中。

9月にも学会があるし、10月は会社で強制されている情技術者の試験があって考えるだけで気がめいる。常に読まなければならない論文を3通うぐらい抱えてるし、それとは別にやりたいことたくさんあるし・・・。

個人的にはそんな感じですが、別に今の現状から頑張らないで適当にやってもどおってことないです。これまでも学会発表をまとめなおせば卒業はできます。ただ、自分が今の結果で終わるのが許せないだけのこと。

でも、今所属している研究室はずっと放置していた問題が今、のっぴきならない感じになっているんですよね。

 

 

それは、

外部からやってきた同僚が全く研究しない

 

自分が修士でこの研究室に入った時に外部からもう一人研究室に入ってきたのですが、その同僚は今日ゼミ終わりに泣きながら研究室から帰っていきました。

自分は売店でアイスを買ってきて自室に戻るところだったのですが、廊下ですれ違って「えっ」て思いつつ、何事もなかったかのように「おつかれ」って声をかけて、彼女も震えた声で「おつかれ」と返してきました。

まぁ、どうしてそうなったのかはだいたい察しがつきます。同僚は修士2年の今でも全く研究が進んでおらず、今月の中間発表は先生の命令を受けた博士が結果を出しています。最近博士はそのことに対してキレ気味で、同僚に対して当たりが強くなっていたのですが、今日のゼミの内容を踏まえて博士がきつめに何か言ったみたいでした。

コーディングが研究の大半を占める研究室なのに、同僚は修論の中間発表直前に、博士が出した結果を必要なプログラムはすべて渡された状態でそれをただ実行するという作業を永遠と繰り返しています。はっきり言って、能力的には学部4年のメンバーにとっくに抜かれてしまってます。

で実行結果だけをゼミで発表するのですが、結果の考察やデバックを一切してこないでただ博士の指示を仰ぐのはちょっと異様な光景です。本人も自分が何をやっているのかわからないのだと思います。普通理系だったら、こうしたほうがいいとか、代わりにああしたいとか何かしら出ると思いますが、彼女は何も感じないようでした。

当然、その報告受けて博士はいろいろ指摘するのですが、完全に同僚は嫌われているのでひどい言い方をされます。

そこは少し不憫に思うけど、いままで全く研究を進めず学部4年にも追い抜かされている同僚に同情する気にはなれません。せめて、研究室に来れば助けられますが、なんの主張せず研究に対する関心もない。

いままで、一か月に一回も研究室に来ず進捗もゼロということも普通だったので、この状態におちいるのは当然だし、今だって一週間のうちに何時間研究にかけているのか疑問というのが正直な感想です。頑張れば一週間でだってできるようなタスクなのに。

 

 

正直に言ってしまうとこれで同僚が卒業できてしまうのはどうかと思う

 

理論系でコーディングがメインの仕事で放置系の研究室なので、基本研究は自力で進めるのがうちのスタンスです。

ただ、彼女の話を進めると自分で研究を進めるという意思も能力も全く伝わってこない。

こう言うとかなり差別的な感じになってしまうし、実際自分はそうなかもしれないけど、ある程度のレベルの理系の人間はどんな科学的なテーマに対しても多少の興味は示すし、何か課題を知れば必ず解決方法を模索するはずです。

それは一時が万事ですべてのことに対してそういう態度をとるのが理系だと思います。

確かに、大学にはそうじゃないやつもいるけど、そうじゃないなりに、ネットで情報を集めたり、先生に頭を下げて何とかしたり、先輩を色仕掛けで落としたりして何とか課題を進める能力を持っています。

結局そうじゃないやつは学部時代に留年して、変わったやつはそのまま卒業していくし、そうじゃないなら学校から消えていくのではないでしょうか。

結局うちの大学(理工系のほとんど大学はみんなそう)を卒業するにはいくつものフィルターを何らかのスキルで掻い潜る必要があって、そこをクリアして卒業できたならば企業でもそこそこ役に立つし、大学院で自由に研究をやらせてもそれなりの結果を出せるという性善説で大学院は運営されてますが、彼女はそれ以外のところからやってきたために当てはまらないのだと思います。

フィルター的な機能がまったくない今の研究室では同僚はおそらくこのまま卒業してしまいますね。

理系の修士が博士の先輩に研究結果と発表資料を用意してもらって卒業ってどうなのってなると思うと思いますが、先生的には問題児は早く研究室から追い出してしまいたいので博士に研究を代わりにさせてまでして、同僚を卒業させようとしているのだと思います。(それに結局学生をはじくのは制度やシステムで普通の先生は一人の学生に留年を言い渡すのは精神的に重荷なんだと思います)

たしかに、不真面目な学生を留年させる先生もいますが、それはあくまで”やればできる学生”であって残してもしょうもない学生は残しません。卒業のために本気出せば研究室のために仕事する学生は残す価値がありますが、残したところで仕事ができない学生は仕事をできるようにするまで教育しなければいけないので、だったら早く追い出そうとなるのです。

 

 

博士も人のことを言えなかった

 

今いるところは放置系の研究室で日ごろ人が全くいません。

12人学生がいますが、ゼミ以外で研究室に来る文化があるのは自分を含めて3人だけです。

学生は研究室に来るべきか来ないべきかというと、正直自分は家で作業するのが嫌いだから来ているだけでどっちが正しいかはわかりません。ただ、博士も一切顔を出さないので何やってるのかわからないんですよね。まぁコーディングはノートパソコンがあればどこでもできますし。(いま流行りのテレワーク的な)

で、それぞれが自分のペースでテンポよく研究を進められるときはそれでいいのですが、こうなるとどうしようもないんです。

同僚が研究を進めていないことは明らかに明白でしたが、家で何をやっているかなんてわからないし強制できない。教えたくても大学にいないから教えられない。そして、結局博士含めて多くのメンバーが研究室に来ないので研究室に来いとも言えない。

で、週一のゼミではコーディングが苦手でプログラムが書けなったの一点張りか、体調不良で連続で休むので対処のしようがないわけです。

コーディングが特別苦手な人が家で独学でブログラムをおぼえようとしてもできるはずがなく。

本人に直接指導できないから何も教えられない。(先生ももうコードが書けない)

もしも、本人が誰かに教えてもらおうと思っても研究室に誰もいないので誰も教えてくれない(まぁ、そういうことは一度もありませんでしたが笑)。

学部時代に所属していた研究室はかなり体育会系だったのでこうなることが僕には信じられませんが、このメンバーでこうなったのは必然だと思います。

 

 

なら、同僚はどうするべきか。

 

結局何が正しいかなんて決める立場じゃないし、この問題は僕の問題ではないですが、どういう結末が正しいのかといろいろと考えてしまいます。

一つ思うのは同僚は二十をとっくに超えた大人だし、大学院は義務教育ではなく、修士号は認められた人にしか与えられないものなので同僚が留年するのがまっとうな結末だと思います。

でも、周囲の環境がずさんだったのも確かだし(というよりは個人のやる気に依存しすぎた)、彼女からしたら今の研究室はかなりいずらかったのかもしれないです。実際、工業系オタクといううちの学生のイメージからは同僚はかなりかけ離れていて、自分は大学でなじむために話題を何個も持っていましたが、同僚は話の合う人間を見つけなれなかったのだと思います。(その環境を選んだのも同僚だし、自分から見るとなじもうとしてるようには見えなかった)

その同僚が言うには入学当初から体調がずっと不調で大学に行けなっかったそうですが、新しい学校や職場で精神的にも身体的にも不調になる人は良くある話です。

で、そういう人は大学に来ちゃいけないのか?、卒業できないのか?という話になりますが、答えはちゃんと研究してれば別に卒業していいんじゃんってことだと思います。

だから、視力が悪くても、パニック障害でも、車いすがなきゃ移動できなくても、大学の本質である活動がしっかりでいていれば卒業できるしできなければ卒業できない。

もし、彼女がここを卒業することが正しい結末でないのなら、いっそ早めに別の道に進んでもらったほうが彼女のためになるのではないかとも思います。

まぁ、今のところは博士が一か月くらいかけて彼女の修論のための結果を出すのが先生が描いている順当なシナリオだと思います。(そのことは博士に指摘してるし、自分は関与しないと伝えてる)

研究室のメンバーは助け合うのが普通だと思っているので、ギブアンドテイクは成立しませんが、同僚を卒業させることをメンバーの仕事だと割り切ってみんなで協力するのも一つの答えだとも思います。

ただ、面白いのが彼女の就職先がいわゆるうちの学生が行くところで、就職後も同じ問題が勃発する可能性が高いということですかね。その時、どういう風に決着するのかはわかりませんが最終的な結果は知りたい。彼女が変わるのだったら見てみたいと思います。(破綻する可能性も往々にしてあるけど、今と同じことが起こる可能性もある

まあ、まとめると僕の問題じゃないから知らんし、今回は当事者のために首を突っ込まないようにしておきます。

 

[追記]

さらに4か月がたち12月になりましたかが、同僚は相変わらずで週に1回は大学に来るものの進捗はないに等しい状態です。

今の僕の考えでは多少不自然なことをしても同僚を卒業させるべきと考えています。なんで、博士だけに負担がかかっていたものをちょっと自分も負うようにしてるって感じです。研究そのものには手を出さずテクニカルな話だけ研究室に来た時に手伝うという感じですが、まぁこれでいいんだと思います。

根本的な問題にないにしろ、コミュニケーション不足がこの研究室の問題であることはみんな少しずつ気づいていたのか、他のメンバーもこの問題にコミットするような素振りが見えます。

若干、気になるのは本人に卒業に対してあきらめ気味な言動が出てきた事ですかね。諦めるのなら諦めるでそっちの方が本人のためかもしれないし、ここで他者が介入するのは同僚を追い詰めるかもしれないという危惧もありますが、ここで諦めるのは時期早々なので12月中は「頑張ってみれば~」ぐらいのことは言おうと思います。

就職先も決まってるし、修士号があるないじゃ今後の人生への影響は結構出てくると思うので、力づくでもそれっぽい修論を出すのが本人のためだと思うんですけどね。それと、ここで卒業しないというのは研究室の先生や先輩、内定先、同僚の家族に負担がかかることを考えてしまうので、だったらここで僕が無理するのはアリかなってつい思ってしまいます。(それも研究室に来てもらわないと無理、逆にこれから毎日来てくれればいける気がする)

といいつつ、ここで止まらなかったせいで今後もっと悪い方向に進むというのを恐れたりもします。

まぁ、深入りせずに丸く収められれいいですね。

 

それでは。