夏が終わり、最近は結構涼しいですね。9月はクロスバイク好きにはちょっと嬉しい月だったりします。

なぜか・・・

新モデルがぞくぞく発表されるのです

 

早すぎる気もしますが、クロスバイク業界では新モデルを発表してから生産し、店頭に並べるのでこれくらいの時期に新しいモデルを発表します。まぁ、マイナーチェンジしかしない場合も多いので、すべてが新しいというわけではないですけどね。

さて、今回クロスバイクを選んだ基準は

  1. デザインがシンプルであること
  2. 軽いこと
  3. 丈夫なこと

今回最も重視した点は丈夫さです。クロスバイクネタを投稿するようになってクロスバイクの修理を依頼されることが増えたのですがそこで感じたことが、

長く快適に乗れなければクロスバイクを買う意味がない

ということです。

クロスバイクの敵は雨です。雨がパーツ(コンポ)の中に入るとそこから錆びたりグリス(潤滑油)が溶けて故障の原因になります。クロスバイクは原理的には5年でも10年でも乗れるはずですが、状態が悪いと2年でギシギシになってこれじゃぁママチャリに乗ったほうがよくない?となってしまうのです。

ママチャリのいいところは乗り手を選ばないということです。どんなに雑に扱っても、だいたい3年は持ってくれます。でも、クロスバイクは丁寧に乗っていれば何年でも快適に乗ることができます。

まったく整備しないで5年乗り続けるというのは無理です。そこで、重要なのが使われているパーツが丈夫か、整備しやすいかどうかです。どう見分けるかというとクロスバイク(ロードバイク)のために作られた規格に沿ってパーツを選んでいるか。これあたり前のことなんですけど、低価帯のクロスバイクにはこれに即していないクロスバイクたくさんあります。そういう自転車はルック車といわれていて、初心者の方は手を出しがちですがやめてください。

じゃぁ、どの自転車を選べばいいのかという話になりますが、答えはちゃんとしたメーカーから買えばいいということになります。大学生がよく乗るブランドではビアンキ、ジャイアント、キャノンデール、メリダ、トレック、フジ、ジオス、ルイガノといったところでしょうか。ここから買えば間違いはないです。性能の差はありますが、まだクロスバイクを持ってない方にはそんなことはどうでもいいです。どの自転車を買ってもクロスバイクの良さを実感できると思います。

 

 

RSR 4-Louis Garneau

コスパのいいロードバイクよりのクロスバイクというコンセプトで作られた自転車。でも、そんなロードロードしてないので耐久性は十分あります。

ネットでルイガノを検索するといろいろ批判されていますが全然悪い自転車ではないです。ルイガノの自転車に3年乗っていますが自信をもってお勧めできます。

パーツの多くがシマノという会社の製品を使っていてむしろ堅実な自転車だといえます。なぜ、シマノ製だといいのかというとシマノのパーツは丈夫だし、壊れても交換しやすいからです。ここが、クロスバイクのいいところ調子が悪いところはそこだけとっかえちゃえばいいんです。

この自転車のいいところはやっぱりデザイン。直線的でシンプルな見た目は通勤通学にぴったりです。スポーツとして自転車に乗らないのに、流線形のデザインは子供っぽくなっちゃって会社に乗っていくには向きません。

もう一つの利点はリアのハブ(後輪の軸)の幅が130cmなことこれによって後輪部分でどこか不具合が起きたらロードバイク用の後輪と丸ごと交換できるので修理がほんと楽になります。初心者にとってはどうでもいいようなことにことに思えますが、これが結構壊れた時に重要になります。ほかのクロスバイクは135cmなのですが、これはクロスバイク独自の規格ですし、クロスバイクを改造する人は少ないので、パーツの入手が困難になります。ちなみにこの特徴はビアンキのカメレオンテ、ジャイアントのエスケープ、ジオスの一部の自転車にも当てはまります。

 

 

Quick 6-Cannondale

キャノンデールのエントリー向けクロスバイクです。キャノンデールといえばガチ勢御用達のメーカーですが、こういうライトユーザー向けの商品も作ってます。この自転車のいいところはブレーキがディスクブレーキになっているところ。普通のクロスバイクはVブレーキでホイールを挟むことで止まるので雨の日は止まらなくなることがあるのですが、ディスクブレーキはタイヤの軸に近いところに取り付けられたディスクをブレーキで挟むので雨の影響が最小限で済みます。

しかしこのディスクブレーキですが、一年に一回シュー(ホイールを挟むゴム)を変えればいいVブレーキと違って消耗する部分が多いので整備には注意してください。

価格はちょうど6万円。コスパの高い自転車だと思います。特にこの価格帯でディスクブレーキはを使っているのは珍しいです。

ちょっと装飾が多い気がしますが、キャノンデールカラーの蛍光グリーンがかっこいいですね。その他の色も揃ってます。

初心者にはちょうどいい自転車です。

 

 

ROMA 4 – bianche

自転車屋さんに行って今年のローマはかっこいいと感じました。特に、マットグリーンが落ち着いてていい感じ。

この自転車はジャイアントのエスケープに並んで定番の中の定番の自転車で、乗ってる人は多いです。

ちなみに、昔のローマ(2014)の部品交換を何度かしたことがあるのですが、その時はクロスのフレームにロードバイクのパーツを乗せたややもろい自転車でした。今年のモデルはMTBのパーツが使われていて耐久性もありそうです。

 

 

Zektor 2 – TREK

TREKの自転車といえばFXです。いろんな価格帯から選べるし、カラーバリエーションも豊富でいい自転車だと思います。でも、今日紹介するのはZektor 2。

FXと何が違うかというとデザインくらないんですが、FXよりも装飾がシンプルなZektroは通勤通学で使うには適しています。

こちらもディスクブレーキですがFXにもディスクバージョンがあるのでスペック的にはFXと変わらないと思います。

舗装路を走ることを想定した、ロード寄りのクロスって感じ。

個人的にはZektor 3の方が好みなんですが9万円は高いですね。

ここまで読んでくれた方はぜひ去年書いた記事も読んでいってください。上の自転車は定番の中から選びましたが、去年の記事ではあんまり乗られていない変わった自転車も紹介しました。

 

それでは。