ここ数年、興味があることといえば、もっぱら植物を育てることです。

最初は観葉植物をいくつか育てているだけだったのですが、2,3年前から週末は必ずヤフオクを物色し目当ての植物が安く競り落とせないかチェックしたり、植物の種子を購入して種から育ててみたり、植物の栽培が立派な趣味になってしまいました。

Youtubeの人気の品種や栽培方法を紹介するおすすめ欄も植物系のyoutuberの動画ばっかりになってますね。

家族や友人からもどうして植物をそんなに集めているのか不思議がられています。ということで、なぜ自分が植物栽培(ガーデニング?・園芸?)はまっているのか整理してみます。

 

 

時間が経つことに前向きになれる

植物が成長するのにもっとも必要なものってなんだと思いますか?

水、光、土、栄養、どれも必要ですし、それらの要素をパラメーターとして上手く調整するのが植物栽培の面白いところです。

でも、一番必要なものは違います。

植物が成長するのに最も必要なものは時間です。

そして、春夏秋冬、季節が移り替わることが必要なんです。

一日では植物は何も変わりません。一週間でも人が感じられる変化はないと思います。でも1か月経てば植物は変化を見せます。新しい芽が成長するかもしれないし、花が咲くかもしれない。時には調子を崩して枯れそうになることもあります。

目の前のことに対処するだけで、時間はあっという間に過ぎ去ってしまいます。そして、その日々の成果が見えず、ただ時間だけが過ぎ去っていく、そんなことを感じたことはありませんか?

きっと、目に見えないもので何か得たものはあるのかもしれませんが、日々の仕事や生活で何も見えなくなってしまうんですよね。

でも、植物は確実に時間がたった成果として、目に見える形で変化を体現してくれます。そして、季節が変われば違った姿を見せてくれるわけです。

いまこの記事を書きながら自分は、植物が時間や季節が進むことを楽しみなことにしてくれることに気づきましたが、これって植物好きや自然好きにとっては当たり前のことかもしれません。

ただ、それを都内の小さいなマンションの鉢植えが気づかせてくれるのは素晴らしいことなんじゃないでしょうか。

 

 

実家の家業が造園だった

上の理由は多くの人が感じるところだと思います。でも、自分にはもう一つ植物にハマる理由がありました。

これはすごく単純な理由で自分の実家は造園業をやっていて、生活には植物が必要なんだという価値観が染みついてしまったからだと思います。

単純に人々が生活に植物を求めないとうちの家業は成り立たないので、家族はみんな人間が生きていくには植物が必要という価値観になっているのはしょうがないことだと思います。

もちろん家にはショールーム的な感じでそこそこ大きな庭がありましたし、現場で使用する植物を管理する畑や温室もありました。

そんな中で育って、10年前に上京したわけですが、都会の生活ではあまり自然を感じられないことに不満を感じ、鉢植えでもいいから小さな植物を所有しようと考えるようになったんだと思います。

 

ということで、植物栽培にハマった理由をまとめてみました。これに加えてテレワーク中心になり家にいることが多く(というよりは、家にこもることが多く)なり、家の中で面白いことを見つけたいと思うようになったことも理由だと思います。

皆さんもお家で植物を育ててみませんか?

それでは。