応用情報に出題されるアルファベットの略称が覚えられない人が、アルファベットの略称を覚えるために書き留める、アルファベットの略称が覚えられる人のためのまとめ記事になります。

今回はストラテジです。経営戦略や会計とかって一番技術と関係なくて個人的には一番興味が持てないところですが、ビジネスマンとしては知ってて当然のことだと思うので頑張って勉強したい。

 

BPR(Business Process Reengineering)

ビジネスにおけるあらゆる既存の枠組み(業務内容、業務プロセス、組織構造、情報システム)を分析し、抜本的に見直すこと。

 

BPM(Business Process Management)

PDCAサイクルに則って継続的にBPRを遂行することで、業務を改善していくという考え方。

 

BPO(Business Process Outsourcing)

社内業務の一部を外部の専門業者に投げてしまう(アウトソーシング)ことで、注力したい事業や業務(コアビジネス)にリソースを多くかける手法。

 

SOA(Service Oriented Architecture)

サービス指向アーキテクチャ。業務に存在する一つの処理をサービスという形で実装していき、複数のサービスを組み合わせていくことでシステム構築するという考え方。

 

SWOT分析

自社のStrength(強味)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機械)、Threats(脅威)の四つの要素により、現在のビジネスの状態を分析する手法。

 

CSF(Critical Success Factors)分析

SWOT分析やバランススコアカードを使って、自身のビジネスを成功に導く重要成功要因は何か明らかにすること。Key Factor for Successと呼ばれることもあり。

 

PPM(Products Portfolio Management)

プロダクトポートフォリオマネジメント。自社のポートフォリオ(製品や事業、サービスなどをリスト化したもの)を市場成長率が高くて市場占有率が高い花形、成長率は高いが占有率は低い問題児、成長率は低いが占有率は高い金のなる木、成長率も占有率も低い負け犬に分類します。APの試験では金のなる木で資金を調達し、問題児に資金を投資して、負け犬は撤退するのがセオリー。

 

RFM分析

顧客のRecency(最新購買日)、Frequency(累計購買回数)、Monetary(累計購買金額)に関するデータを元に顧客をセグメント分けし、有料固定客の維持やマーケティングコストの削減を行う手法。データの管理手法として、ユーザーにポイントカードを配布する方法や、会員限定のサービスを提供する方法がある。

 

CRM(Customer Relationship Management)

自社のビジネスにまつわる顧客や市場のデータを一元管理すること(主にシステム)。情報を管理することにより、時速に顧客の関係維持、事業拡大のための施策を講じることができる。

 

SPC(Service Profit Chain)

ES(従業員満足度)とCS(顧客満足度)は因果関係があるという「お客様の幸せは私たちの幸せ」的な精神に基づき、サービスの中で一方を向上させると連鎖的に他方も向上するという考え方。

 

SCM(Supply Chain Management)

仕入れから出荷までの企業間での一連のものの流れサプライチェーンを適切に管理することで最適化していこうという経営手法。

 

ERP(Enterprise Resource Planning)

統合基幹業務システム。企業の「会計業務」「人事業務」「生産業務」「物流業務」「販売業務」などの基幹となる業務を統合し、効率化図る。

 

SFA(Sales Force Automation)

人間が行う営業活動をITがサポートしていくことで営業の質と量を高めて、売り上げを増加させる仕組み。

 

BSC(balanced Score Card)

バランススコアカード。自身のビジネスや業務を財務、顧客、内部プロセス、学習と成果の4つの観点から評価してみる方法。企業のビジョンと戦略を策定する際に偏りのない効率的な判断するために用いられる。

 

MRP(Material Requirements Planning)

資材所要量計画。生産計画を達成するために何を、いつ、どのくらい調達すればいいのかを作り出し、それによって発注と製造をコントロールすることで、在庫が多すぎず、少なすぎないという状態を維持する管理手法。

 

PTS(Predetermined Time Standard)法

作業を基本動作に分解し、各基本動作に対してあらかじめ定めておいた標準時間値を当てはめて作業時間を算出する。Predeterminedはあらかじめ決定しておいたことという意味。

 

ROE(Return On Equity)

自己資本利益率。自己資本に対する当期純利益の割合。資本金でどれくらい稼げるかを表す。

 

ROI(Return On Investment)

投資利益率。個々の投資額に対する利益を表したもので、ROEに類似する指標。

 

RFP(Request for proposal)

提案依頼書。情報システムの発注する際に発注者と受注ベンダの間で交わされる文書で、調達システム、提案依頼事項、調達条件などが書かれている。これを受け取ったベンダは提案書や見積書を提出することになっている。

 

RFI(Request for information)

情報提供依頼書。ユーザーがRFPを作成するのに必要な情報(利用可能な技術や、導入実績、価格など)の提供を要請するための文章。

 

WCAG(Web Content Accessibility Guideline)

W3CのWAIが策定した、webアクセシビリティの向上(誰もが使いやすいwebサイトの作成)のた目のガイドライン。「知覚可能」「操作可能」「理解可能」「堅牢性」の4原則に基づいて、12個の項目について説明している。

 

KPI(Key Performance Indicators)

ビジネスにおける最終目標を指標化したKGI(Key Goal Indicator)を達成する過程で、行うべき重要な施策や中間目標をまとめた指標。

 

単語を覚えていなくても、

R→Request、Return

O→of

F→for

M→Management

のことが多いことを考えると多少いいが推測できるかもしれないですね。

SとPはいろんな単語を意味しているので注意です。

 

とりあえず、ここら辺が分かれば略称が分からないから解けない状態には落ちいららないと思います。それでもわからない略称は出てくるので本番で文章から意味を推測するのも必要だと思いますが・・・。

 

 

それでは。