粉瘤自体の写真がなく、幹部の写真も背中の真ん中なのでうまく取れてないのですが、粉瘤(アテローマ?アテローム?)を日帰り手術で切除したので、まとめます。

 

 

中学3年生の時できた(と思う)

 

粉瘤がいつできたのか?といわれてもいつなのかわからないんですよね。

背骨の真ん中にできたのですが、中学3年生にちょうどヘルニアになって、腰が痛いなと思って背中をさすったらなんかしこりがあるなと思いました。

なんで、ヘルニアの診察ついでにこれは何か整形外科の先生に聞いたら、よくわからないけどヘルニアとは関係なさそうだし、ほっとけばなくなると思うといわれました。

あとに調べたことなんですけど、子供の時にできた粉瘤みたいな良性の腫瘍って成長段階でなくなることが多いみたいですね。

その時はホント小さかったし、ほっといても問題ないと思われたのかもしれません。でも結局なくなることはなく少しづつ大きくなっていました。

 

 

背中皮膚が盛り上がるようになった

 

それから、10年ぐらい全く気にしてなかったんですけど、また腰が痛くなって背中を触ったらボコッと皮膚が膨らんでて驚きました。

腰が痛くて気になるついでにしこりの存在も気になるように・・・。なんだか、むず痒いという感じでした。

あとから手術をした先生に言われたのは、体の内側に向けいて成長していた粉瘤が体には収まり切れなくなって外に出てきたそうです。

いろいろ調べて、自分でも大体粉瘤かなと思っていたのですが、もっとたちの悪いものだったら困るなと思い病院へ。

 

整形外科に行ったら皮膚科に行けと言われた

 

粉瘤と思っていたんだから最初から皮膚科に行けばよかったんですが、上京してから皮膚科に行ったことがなくて、どこに行けばいいかわからず、腰も痛かったのでたまに行く家の近くの整形外科に行ってしまいました。

3時間くらいかかって、エコーまでしてもらって、多分粉瘤だから皮膚科に行ってといわれました。

時間とお金の無駄でしたね。あほだ。

翌日皮膚科に行くと、うちでアテロームの手術はしたくないから大学病院に行けと言われて、慈恵医大の紹介状を渡されました。

なんか、たらいまわしにされた感じです。

粉瘤の切除を得意としている皮膚科もあるらしいので、最初から粉瘤ってわかってるんだったらそっちに行けばよかったです。

小さければくりぬき法というストローみたいな針でくりぬく方法もあるそうでしたが、僕のやつは切開しないと取れないサイズだといわれました。

 

 

それからはスムーズに進んだ

 

慈恵医大に行ったら形成外科に回されて、一回診察したら、一週間後手術となり、手術自体は30分で終わり、一週間後に抜糸して、さらに2週間後に経過観察で診察してもらって終わりでした。

触った感じは小豆大ぐらいだと思っていたのですが、取れた粉瘤はビー玉ぐらいありました。

粉瘤が引っ張られている時は少し腰が宙に浮く感じがして抜けるときはスッポンって感覚がしました。

手術自体は麻酔が聞いてるんで全く痛みはないです。少し触られてるなーって感じ。

長年体にたまってたものが一気に抜けた感じがして気分が良くなりました。すごいデトックスって感じです。

大学病院で手術ってなんか大ごとだなと思っていたのですが、同じ時期に同じような手術を受けた友人が手術跡が生んでしまって数か月たった今もあとが残ってしまっていて、自分は全く跡が残らなったので、大学病院の先生の方が腕がいいのかなと思いました。(まぁたぶんいろいろ念入りにやる分化膿したりするリスクが少ないのでは)

手術自体より前後の準備のほうが圧倒的に時間がかかりましたけどね。1cmぐらいの穴なのに、手術後に一生懸命ガーゼとメスとハサミの数を数えていて笑ってしまいそうになりました。

 

 

結論、粉瘤は早めに切除したほうがいい

 

大きくなればなれるほど治療が大掛かりになるし、勝手に消えてくれる保証はないので、粉瘤だと思われるしこりができたら迷わずとるのがいいと思います。

あと、万が一悪性って可能性もありますし・・・。

 

 

それでは。