大学に6年間いると、自分含めまわりの人間にはいろいろな知見が蓄積しはじめるので今までできなかった話ができます。

とは言ってもい社会人経験を積んだわけではないのですが、普通にバイトしてるし、学校で役職をもってお金をもらってるやつもいます。

で、うちは情報系なのでベンチャー企業でプログラマーとしてバイトしたり、インターンとして働いたり・・・。

中には学生企業にかかわったりするやつもいます。自分も少し関わりました。

就活中も、もちろんベンチャー企業に就職することも考えます。創業10年くらいまでの会社だったら、IT系を志望しているのではあれば誰もが一社は受けるのではないでしょう?

当然、ベンチャーがいいのか?、老舗がいいのか?みたいな論議が始まりますが、すでにインターンでそこで週数間働いた経験があったり、内定をもらっているわけで、それぞれみんな思うところがあるわけです。

今回はどこに就職すべきみたいな議論は僕が答えを出せないでいるのでなしにして、みんなと意見が一致した学生ベンチャーについて思うとこについて考えたいと思います。

 

 

学生ベンチャーと普通のベンチャー違いは経験のある人がいるかいないか

 

学生ベンチャーの定義が何なのかですけど、学生だけで立ち上げたベンチャーってことにします。

日本だとあんまりないと思いますが、学生が社長だけど、裏で経験豊富なおじさんがマネジメントをしているみたいなところは学生ベンチャーではないです。

さて、学生起業したり、学生で何かサービスを立ち上げた経験を持っている人でみんな感じることですが、裁量が多いというか、裁量しかないので、自分からの出力は非常に多いのですが、外側からの入力が少ないんですよね。

まぁ当然、いろんなことを経験できるので経験値は増えます。

じゃぁ、入力のが少ないと感じる理由は何なのかというと経験がある人から刺激をもらえないからだと思います。

これを僕が語るのはおかしいかと思うんですけど、ノウハウを蓄積するのにすべてをトライ・アンド・エラーで実験するのはきついことなんですよね。

新しい部分はもちろん自分で実験すればいいんですけど、それ以外の部分って他人から盗むのが最も効率な方法です。

学生だけだと結局自分たちですべて模索するだけなので、経験できることは多いものの、結局すべて自分たちが出した出力のフィードバックをを受け取るだけになります。

これって結構きついです。

自分の成長ということを目的にするならば、ノウハウを持つ人間のもとで日々盗み続ける方が効率がいいです。

もちろん、ただまねるだけではその人は超えられることはできないし、いずれ時代遅れになるわけで、自分で出力していくことも大事ですけどね。

たぶん、ここら辺はバランス感覚が重要で、もちろん学生のうちにそういう経験を積んでおくのはいいと思います。むしろ必要です。

人によってもスタイルがわかれるところだと思いますが、人生全体を通してどうバランスをとるかは考える必要はあると思います。

 

 

ノウハウが豊富なベンチャーもある

 

ベンチャーの良さは裁量が多いことがまずあげられますよね。これは逆に個人が動かないとどうにもならないということの裏返しでもありますが。

ただ、自分の周りでベンチャーで働いて満足している人が話すベンチャーの良さは裁量だけじゃないです。

それは、経験豊富な人が周りにいるか。

小さい会社の方が能力のある人との距離感が近いんだと思います。知らんけど。

自分がこんな人と一緒にって思いながら自分も成長できる感覚が多分彼らの仕事を充実させているんだと思います。

多少きつくても、尊敬できるメンバーの中にいればポジティブなチャレンジができるはずです。

これも、僕はベンチャーで働いたことないし、語ってる人間も大企業での経験があるわけでもないので何とも言えません。すみません。でも、学生が集ま多ところでこういう環境を作るのは難しくなります。

 

この記事で僕が何が言いたいかというと、学生の方で周りにノウハウがなくても自分だけであがいていけると思っている人もいると思いますが、一人で戦うのは本当にきついです。

といっても、実際に学生企業で成功した人もいるので、自分ならできると思うかもしれませんが、そう思うのなら一度やってみればいいと思います。人生長いので。

でも、一番近道なのは尊敬できる仲間から影響を受けながら、お互いに成長できる環境に身を置くことだと思います。外部から入力を十分受けてから動くのも遅くはないはずです。

 

それでは。