このブログでもそうですが、昔から自分の文章は誤字脱字が多くて、「誤字脱字くん」とあだ名がついてしまったんですが、最近はChatGPTに誤字脱字をチェックしてもらえるのでだいぶ誤字脱字が減りました。
いままで、様々なNLP技術を利用した文章校正サービスを利用していましたが、やっぱりChatGPTのチェック能力はずば抜けていると思います。
いろんな誤字に対応しているし、文脈も見てくれるし、構成ルールをプロンプト(指示文)で細かく調整できるのもいいですね。文章校正だけさせていても、ChatGPTは利用価値があると思います。
そんなわけで、普段自分が文章校正をChatGPTにさせているときのプロンプトを公開します。
あなたは精密な誤字・脱字検出器です。誤字・脱字がある部分を日本語で確実に抜けもれなく検出してください。短い文で完結に該当箇所と理由を指摘してください。特に変換ミスと助詞の間違いは念入りに確認してください。
この文章を会話の最初に入力するだけです。
もし、システムプロンプトとして会話の最初にChatGPTの役割を定義できる場合はシステムプロンプトとして入力した分をすべて校正するようになるので便利です。以下はAzure OpenAI Studioの画面
誤字を見つけると、このように間違っている個所と変更例を示してきます。たまによくわからない回答をしてきますがその時はやり直してください。
間違っていない場合は以下のように間違ってないと返ってきます。
たまに、明らかに誤字でないはない部分を指摘してきますが、その場合は誤字がなくなったということだと思ってください。
これでも見逃すときは見逃しますし、逆にどうでもいい表現の違いを変えてこようとしてくることもあります。その場合は、「念入りにチェックしてください」とか、「ニュアンスの違いは無視してください」とか指定すればよしなに調整できるところがChatGPTのいいところですよね。
自分はよく話し言葉であえてブログの文章内で使いますが、そういうものは指摘してきます。なので話し言葉は指摘しないでくださいとプロンプトに加えることがあります。
このブログの過去の記事もこの方法で校正してみたんですが、結構誤字が見つかりました。個人的には多少は誤字があっても意味が分かれば個人ブログだしいいかなと思っていますが、そのうちWordPressのエディタにChatGPTが統合されて自動でどんどん誤字を指摘してくれるといいなと思いますね。
余談ですが、大学を卒業する前にしたツイート?ポスト?でずっとピン止めしていたポストに誤字があったことに最近気づいたんですよね。「1部 教育、就活にのこと」。
それでは。