最近は、会社でメンターをやったり研修をやったりすることが多く、社会人歴が浅い方に先輩風を吹かして、説教がましく話すことが増えました。

その時、求められているのは、仕事の進め方とか技術的な話をすることだと思うんですけど、それは自分で調べてもらったり、試行錯誤すればいいいので、わざわざそういところで話す話ではないと思ってしまいます。

じゃぁ、自分が話したいことは1つ5分で終わる話で、

「サラリーマンが敗北するときは心か体がダメになって倒れた時で、どんな失敗があっても立ち上がれれば何度でも復活できるから、とにかく再起不能にならないことが大事」

ってことなんですよね。

もちろん理論や戦略は大事で、私はむしろそっちを重んじる人間ですが、いくら正しい理論や戦略を学んだとしても、ある程度試行回数を稼げないと成功はできないです。

ただ、試行回数を稼ぐということは、それなりの回数を失敗をしないといけないということで、それは職種にもよりますが、身体的もしくは精神的なダメージを受けるのはやむを得ないとおもってます(もちろん、ないに越したことないですが)。

時には致死性のストレスを受ける瞬間があるわけで、実際30歳を超えると自分の周りで就労で働けなくなったり、命を失った人も無視できない割合でいます。

死んでしまったら、全てがお終いですし、一度再起不能で立ち上がれなくなると中々復活するのは難しいという現状を考えると、重要なのは窮地に立たされた時に正面からの衝撃をいなすしなやかさと、自分を立て直すしぶとさなんですよね。

逆に、ぶっ倒れずに歩き続ければ、働くことに必要なスキルは働きながら自分で探求することができます。あまりにも強い逆風の中でまったく前に進めてないと思ってても、立ち続けられればちゃんと前進できます。

いや、そんな命がけ状況はおかしいとは思うんですが、やっぱり組織の中は蹴落とし蹴落とされるというのが資本主義の理で、何かしらの生存競争はどういう形でも起きてしまいます。

もちろん、時には戦略的に撤退することも必要ですし、広い視野で自分の身を置きなおすことも必要です。

とにかく、再起不能になる事態を避けことが最も優先すべきことです。

という話を、希望に胸を膨らませて社会に出てきた方にするのは酷だし、ビビらせすぎてしまうかもとは思います。

ただ、手遅れになる前に頭の片隅に立ち続けることが最優先であるということを置いておいてほしいんですよね。

こういう話を聞いて自分には関係ない話と思う人のほうが、多いかもしれません。でも、そういう人こそ有事の際に対処できるか怪しいので、キャリアの何処かで起こりうる可能性の一つとして考えるべきだし、そのための準備もやっておくべきだと思います。

もちろん、こういう話とは無縁の人生を送る人もいますが、それはとても幸せなことですね。でも現実は、今は全くそういう気配がなくても数歩先には闇が広がっている可能性は誰にでもあります。

自分も含めてその闇を無事に通り抜ける準備というか心構えは必要じゃないでしょうか?

それでは。