ゼミの時間がめちゃめちゃ長いです。ただの愚痴です。
ゼミって名前でやってますが内容はほとんど週報で、一人30分くらいをめやすに一週間にやったことを報告して先生と話すという時間です。
その時間しか特に先生と話すことがなく、逆にその時間で次週にやることを話し合うので、報告の時間と打ち合わせ的な時間があり長引くのは必然だと思いますが、あまりにも長いです。
どのくらい長いかというと、週に2回あって月曜日が3時から6時過ぎまで、水曜日が1時から5時近くまでやります。それで研究室の10人のメンバーが5人づつ発表するわけです。
最初は一人30分くらいで終わっていたんですけど、最近は1時間くらいかかることもあり、後期に入ってからはずっとこの調子です。
今いる研究室は「神経回路のシミュレーション」が主なテーマなんですけど、再現している部位が視覚野だったり聴覚野だったり、それに付随している部位だったりまちまちでアプローチの仕方もそれぞれ全然違います。
しかも、生体的な(ウェットな)神経細胞を離れて、人工知能に使われているアルゴリズムや画像認識用のネットワーク(CNN)の解析を行っている人間もいて個々人の研究が別々に進むんですよね。
だから、他人の話を聞いてても全く関連性がなく、本当は聞いていたほうがいいんでしょうけどあまり興味が持てないんですよね。だから、最初はみんな資料に目を通しているフリをしていますが、先生と議論が始まると適当に自分のしたいことを始めます。次ゼミの準備とか授業の課題とか就活とか。
まぁ、勝手なことをやってるならいいじゃんと思われるかもしれませんが、これが結構苦痛なんです。狭いゼミ室の緊迫した空気の中で作業をしていると、たださえ疲れる作業がめちゃめちゃつらく感じます。
自分の研究は人工知能よりなので、人工知能に関連する研究の進捗は面白いと思うし、口をはさんだりしますが、自分の全く関係のない脳の部位や生理現象の話は出てくる単語がわからなず聞いてて理解できないので苦痛です。
学会前になると、4時間を超えることもあります。週に8時間以上をゼミ室にいるということに費やしていることを考えるとゾッとしてしまいます。正直、ポスターのレイアウトとか、予稿の内容の話は個別にやってほしい。
毎週、進捗を報告する必要はあるのか
ついでに思うんです。
ゼミは毎週よりも隔週のほうがいいんじゃないかって。
ほかの研究室はどうなのでしょうか。毎週だったり、隔週だったり、不定期だったり。そもそも、集まって報告会的なことはやってないというところもあるかもしれません。
うちみたいに理論系の研究室でゼミしか特に研究室らしいことしていないというところはしょうがないと思いますが、毎週ゼミで発表するにはそのための準備の時間を考えると非効率な気がするですよね。
だったら、各自発表は隔週にしてしたい人だけ連続で発表するようにすればいいと思うんですよね。
研究の進みって人されぞれでいいと思います。それに大学院生と言っても研究だけやってればいいというわけではないですしね。
それに、発表しないで話を聞いたり、意見を出したりするのは勉強だと思うんですよ。だから個人が発表する場は隔週とか、月に何回かでいいと思います。
実際そうしている研究室も結構あるんじゃないでしょうか。
今の研究室はそんなことはありませんでしたが、学部時代に所属していた研究室は明らかに先生が学生をサボらせないように監視する場に週報がなっていて、誰かの進捗が少ないと露骨に先生の機嫌が悪くなりました。
就活や体調不良で時間がかけられないときもありますし、頑張っても実験機器が調子が悪かったり、試薬の選定に時間がかかったり、謎のバグに悩まされたりして話すことがないということだってあるはずです。
そんな時に備えて前の研究室の先輩は話す内容をストックしていました。週報は2,3週間前の話をすることで安定してネタを提供できるようにしてたのですが、ほんと無駄でしたね。アレは、
そもそも週報って今抱えている課題を共有して、みんなで解決するためのアイディアを出すのが目的なのに、最新じゃないことを話すので議論する意味がありませんでした。
先輩たちは先生に話したところでまともなことは返ってこないと諦めていて、学生間では情報は割と共有できていたのでそれでも問題ないという感じでしたが、それじゃゼミじゃないですよね笑。
その点では今の研究室は先生主導すぎるくらい、先生の意見が重視されてるし、いろいろなことを指摘してくれるのでいいと思います。
ただ、ゼミの時間長すぎなんだよなぁ~
それでは。