転職業界では一般的になってきた就職活動代行人である就職エージェントですが、新卒の業界でも徐々に広まりつつあると思います。

つい数か月前まで就活生だった自分の体感では、10人に1人が利用しているというイメージ。自分も利用していました。

ちなみに海外でRecruitment agencyというと、人事に代わって企業の欲し人材を連れてくる人のことをまず言うんだとか。

僕がイメージするのはスポーツ業界での選手の代理人ですかね。忙しい選手に代わって、移籍先の企業と移籍条件の交渉をする人達。

んじゃ、就活生向けの就職エージェントはどんなものかというと、就活生と企業の間にエージェントが入って、企業選び、エントリー、日程調整の作業を企業からお金を取って代行してくれるというサービスになります。

で本題に入りますが、理系修士の僕が半年間就活をしていて思ったことですが、

現役の就活系が新卒向け就職エージェントを使うとはおすすめしません。

というか、あまり意味がありません。

理由は何個かあるんですけどね。まぁ、重要なものから紹介したいと思います。

 

 

就活生は企業の人事の方と直接連絡することが重要だから

 

もともこもないことを言いますが、原則として就活生は志望企業の人事の方と直接連絡を取り合うもので、他者を挟むべきじゃありません。

なぜかというと、

  1. 企業の方との連絡の中でコミュニケーション力を評価されるが、エージェントを通すとその加点が0なのはヤバいこと(就活生も連絡を取りながら企業の評価をする)
  2. 連絡中で企業の中に見方を作れる。志望企業内に見方を作るのは就活の基本
  3. 直接連絡を取ればいいものを、わざわざ他人を通して伝言ゲームをするのは無駄が多い。エージェントが自分の都合で正しく情報を伝えないという報告も

社員数5千人未満ぐらいまでの企業は、新卒担当の人事が各志願者に担当を割り振って選考を進めることになると思います。

明確な評価基準があるところは少ないと思いますが、担当の人事の方は就活生と連絡を取りながら精神的に評価を下すことになります。

ちなみに、事務的な作業は就活サイトのシステムで自動的に管理しているところがほとんどですが、個人的に質問があるときはメールなり、フォームなりでしっかり人に聞いた方がいいです。もし、わからないことを野放しして何かトラブルが起こればかなりのマイナスポイントですし、逆にそのことをはっきりさせることができれば選考が始まる前からリードすることができます。もちろんOB訪問を設定してもらうように頼んでもいいですし、やりとりをしているなかで志望度の高さをアピールできれば特別選考の案内をもらえることもありました。

また、遅刻や選考辞退、内定辞退の際には電話で担当の人に謝ることが基本です。自分は2次面接で寝坊をしてしまい遅刻したことがありましたが、電話でしっかり謝ったところ通過することができました。(2000人規模の会社です)

逆に、こっちも向こうの対応を直接見ることで企業の評価をすることができます。

人事の方も人間ですのでミスもありますし、連絡の仕方で企業研究も進みます。

例えば、SPIの受験URLを他人と間違えて送ってきたり、困ったことがあるとすぐに電話してきてくれて丁寧にいろいろ教えてくれたり。(すべて同じ企業の人事の方の話です)

まぁ、エージェントを通してもわかることはありますけどね。これは自分がリクナビ就職エージェントを通して外資系の中堅メーカーを受けたときなのですが、エージェントからのメールには面接会場の場所が載っていなことに当日気づいたということがありました。

その時点でかなりアレなのですが、さらに、企業に直接電話で問い合わせしたところ、新卒の就活生の電話での問い合わせは受け付けていないと門前払いされてしまいました。

メールや電話番号の情報はエージェントに隠されてしまってますし、こっちから直接連絡しようとしても無理だし。さらに、エージェントと企業間の意思疎通もうまくいってない。

不信感がめっちゃ募ってここに就職するのはやめようってなりました。まぁ、エージェントを通してわかることはネガティブなことが多いです。

ここまででわかってもらえると思いますが、エージェントを通すといろいろ無駄なことが増えます。エージェントの人がやっていることは、普通にやったら就活サイトのフォームやメールがやることをいちいち人間が電話が就活生と電話をすることでやっているので単純に時間がかかります。

つでに、伝言ゲームの中でエージェントの人が勝手に情報を変えたり、条件を付けくわえたりしてきます。

友人の話ですがエージェント経由で受けたある企業の内定を最終面接中にもらって、来月までに返事をくれればいいといわれたそうです。

しかし、その日のうちにエージェントから電話がかかってきて2週間以内に受諾しないと内定が取り消されるといわれたそうです。

あとから、企業にそのことを問い合わせたところ、エージェントが後の契約上エージェントに紹介された人だけ2週間以内に決めなければならなくなったといわれたみたいです。結局その友人は2週間では受諾することができず、その企業を諦めざるおえなくなりました。

 

 

就職エージェントを利用すると採用されにくくなる

 

就職エージェントのビジネスモデルは就活生がその企業に入社することが決まると、企業がその就活生を紹介したエージェントに報酬を払うというものです。

報酬は100万円程度といわれていますが、つまり就職エージェント経由でエントリーしてきた就活生に内定を出すと100万円払わなきゃいけなくなるってことです。

もしあなたが人事で、完全に同じ評価の自分でエントリーしてきた就活生とエージェント経由で受けてきた就活生どちらに内定を出すか悩んだら確実に自分でエントリーしてきたほうに出しますよね?

ついでに、企業はエージェントを利用するにあたって前もって予算を組むわけですが、もし500万しか予算を組んでいなければその時点でエージェント経由で来た学生は5人しか採用できないという制限ができてしまします。

そうなってくると普通にエントリーするより倍率が高くなっちゃうわけです。

そうなってくると、就活生側も企業側もエージェントなしで交渉すればいいじゃんってなるのが当然の流れですが、そうならないためにエージェントは就活生と企業の方が直接コミュニケーションをとることを嫌うのだと思います。

 

 

エージェント経由だと志望動機が言いずらくなる

 

ついでに、一社だけエージェント経由で面接を受けましたが、志望動機がエージェント経由だといいずらくなります。

だって、エージェントの人に無理やりエントリーさせられただけですもん。

志望動機はまずは正直になんでその企業のエントリーボタンを押したのか話せばいいと思います。50社エントリーした人でも385万社ある日本の企業の中でわざわざその企業に入社したいと思った理由は何かしらあって、それが最も説得力のある理由だと思います。

それが弱いなーと思っても理由なんていくらでも思いつきます。

でも、エージェント経由だと何も思い浮かばない。

だって、無理やりエントリーさせられたから笑。

当然、面接官だってそこのところは分かっていて、どうせエージェントにいいって言われたから来たんでしょーって反応をされます。本当にその会社に入りたいなら話していればわかってもらえると思いますが、エージェント経由だといかんせんモチベーションが上がらないので、あなたも採用したくないと思っているけど、こっちも実は入社したくないという最悪な面接になります。

 

 

あんまりいい求人がない

 

ここまで気づくと思いますが、条件のいい企業は人が集まるのでエージェント斡旋してもらう必要がないと思います。

近年の採用活動では企業は新卒を一人雇うために100万円用意しているといわれていますが、成功報酬100万じゃそれだけで予算なくなっちゃいんすよね。

だったら、インターンを企画したり、webにこだわった求人広告を載せたり、リアルのイベントで直接就活生とコミュニケーションを取ったほうがいい人材が集まると思います。

なんか、そこんところをエージェントに任せて放棄している会社ってどうなのって思います。

実際掲載企業は、入社する社員に対してそんなにこだわりのない企業が多い印象でした。

やっぱり、自分に合った企業に巡り合うためには自分で情報取集をするのが重要です。

コールセンターのオペレーターみたいな人もいますが、きっと人材市場に詳しい経験豊かなエージェントの人もいると思うので(きっと笑)情報収集のツールとしてエージェントを利用するのはいいともいます。で、エントリーは自分ですればいい。

 

 

電話するのがほんとめんどい

 

おそらく、今年の就活生のデータが欲しいからだと思いますが、いちいちいろんなことを聞かれてほんと面倒です。そのくせこっちからの質問には時間をかけて答えないし、ES添削も「とくに問題ない」という読んだのかもわからない返事をしてくるってかんじで、こっちのメリットがないです。

日程調整のための電話をするための日程調整をしなくちゃならないという恐ろしいことになります。

ついでに、就活生って電話出れないシチュエーションが多いので勝手に電話かけてこないでほしい。

ついでに、提出したESもほとんど使われることもなく、説明会言ったら企業独自のESを書かされて普通に面接をしてってエージェントを通すメリットが思い当たりません。

 

ってかんじで酷評しちゃいましたが、実際に使ってみてこれは他の人にも共有しなければと思ったので書き残そうと思いました。

 

それでは。