後輩から、就活の1年間の流れについて聞かれるのですが、正直どう答えていいのかわからないんですよね。

僕は数年続いた、経団連の6月解禁ルールが適応された最後の学年だったので、自分の時は先輩の話を聞けばだいたい流れをつかめました。ただ、下の代は経団連の面接時期の制限そのものがなくなるんですよね。

人事の人に来年どうするのか聞いたことがあるのですが、企業の人事の人もどうしようというのが本音だと思うんですよ。まぁ、現時点で暫定的な方針はある程度決めているとは思うのですが、一就活生には教えてもらえませんでした。

 

 

解禁ルールがなくなっても就活の流れはあまり変わらないと思う

 

学生側からすると、どうなっちゃうんだろうって心配になると思います。

実際、後輩の話を聞くと、自分の時より現時点の就活への関心は高いような気がします。情報を集め始めるのに早いことはないですからね。いまから、動いてもいいかもしれません。

ただ、すぐに就職先が決まってしまえばいいですが、就活を始めるのが早ければ早いほど、長引いた時にしんどいです。一度就活サービスに登録したり、インターンなどに参加すると定期的に企業から連絡が来るようになるし、自然に就活について考える時間が増えます。

自分はインターン参加も含めて半年以上就活に費やしていましたが、就活って長くやればよいというものでもないかもしれません。お金かかるし、就活を終えて疲れ果ててます。研究の進みも遅くなりました。その分得るものもあったとは思いますけど。

新卒採用が通年化するという予測もあります。実際、現時点でもベンチャーや外資はほぼ通年化していて、大手も半年くらいは採用やってますけど、就活をだらだら長引かせるのは学生側も企業側もよろしくないです。そもそも、無駄に就活が長期化することは経団連が懸念していることですしね。

企業の人事からしても、面接の実施期間が長ければ長いほど忙しい期間が長引きますよね。あと、就活にかけるコストも増えます。

さらに思うことは、近年はベンチャーや中小の人気も高まっていますし、大手でも何をもって企業を選べばいいのかわからなくなっています。学生の価値観は時間が立てば変わる可能性が高いので、早めに内定を出して安心したら、後半で蹴られまくるという可能性も往々にしてあるのではないでしょうか。

ここから、思うことは現状の制度をあまり変えないほうがいいということです。いきなり採用の方針を変えて、大きくしくじったらその企業の存亡が危ぶまれますからそんなに大胆に採用方法を変えられないですよね。

それに、現時点でもしっかり律儀に経団連のルールを守ているところはほぼないと感じました。経団連の幹部に人がいる会社でも、フライングは多少なりともしている。

だから、あまり解禁ルールがなくなっても就活全体の日程は変わらないです。変わるのは今までコソコソやっていたことを堂々とできようになったということ。

これは就活生側にも企業側にもいいことでしかないですね。

 

 

情報がないと就活生は困る

 

6月まで面接しちゃだめだけど、どこも6月になる前から面接しているという状況になると、どういうことが起こるかというと、企業が選考についての情報をやたら隠したがるようになります。

具体的には、ESの提出期限がホームページにもどこにも書いてなくて、説明会で渡されたメモに書いてあったとか、社員面談て言ってるけど実は面接とか、あとは、ES出しても音沙汰一切なく、ある日突然電話で呼び出されて、さらにその内容を公言しないように言われるとか。(書いてしまうと日程を臨機応変に変更できなくなるのも理由かも)

そうなると困るのは就活生で、選考日程を調べて戦略的に予定を組みたいのに企業が情報をくれないので結局行き当たりばったりの就活になる。

で、管理ができなくと滑り止めにもらった内定の承諾期限内に他の選考が終わらず、内定がなくなったり、承諾後に辞退しなくちゃいけなくなります。

選考日程も企業選びの大事なポイントで、就活を早く終わらしたいと思うのは全就活生共通だと思うんですよね。そうなってくると、学生が無駄な選考を受ける必要が出てきて、企業側にもデメリットです。

 

 

解禁ルール撤廃後に混乱を避けるためには企業側が選考日程を早めに学生に告知することが大切

 

経団連がルールを撤廃した後も政府が多少の調整を行うみたいですが、多少の混乱は避けられないと思います。

大学受験も制度が変更になった年は、毎回多少混乱します。それによって合否が変わる人も少なからずいるはず。

それも運命ですが、そのせいで学生が全く内定を得られなかったり、企業が予定していた採用人数の半分も採用できなかったなんてことにならないようにする必要はありますよね。

そのためには、早め採用方針を決めて周知を徹底することだと思います。学生、大学、他企業に方針を伝えておけば、お互い調整しあうことで混乱は避けらるはずです。

まぁ、企業間ではそこに駆け引きが生まれるとは思いますが、そこまで結果が変わることはないです。

それに、これまでは買い手が強い世界だったので企業側がそこまで情報を出すかは決められましたが、これから人材不足は深刻化し、逆に学生は減り続けることで売り手市場化します。そうなってくると就活の主導権を握るのは学生側ですから、なるべく学生が判断しやすい環境を整えることが企業側のためにもなるのではないでしょうか。

 

それでは。